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recall


           
               
       

一生忘れはしないと思っていたのに
時間と共に私の記憶は曖昧になり
もう、それが本当に起きた出来事だったのかさえわからなくなってしまう。

写真の中の私たちは、まるで他人のように笑っている。

少しずつ消えてゆく過去は、やがて形なき残像として
暗闇の中わずかな光を放つだけで
もう二度と触れることはできないのだ。

いとおしく、そして残酷な光よ。


繁田 直美

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